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2016年11月の記事

2016年11月30日 (水)

カゲロウが羽化しました

カゲロウ観察の続きです。

ひとつ前のブログをお読みいただいた方がわかりやすいです。

さて、脱皮してから二日後、カゲロウはどうなっているでしょうか。

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色が濃くなっています。
しっぽは長くなって良かったのですが、脚が1本欠けてしまいました。
翅の模様は確かに脱皮する前よりはっきりしています。

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コカゲロウの方も翅の模様がはっきりしてきました。
脱皮から3日後、知らないうちにコカゲロウは羽化していました!

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脱皮殻です。
コカゲロウは大人になってもとても小さくて、大きめの蚊くらいしかないので探せませんでした。
そして、脱皮から5日目。

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翅の模様がずいぶんはっきりしています。

これは今日の夕方にでも羽化するのかな?

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横から見ると翅の部分が浮いて見えますね。

翅の模様というより、翅の原型ができているという感じなのでしょうか?

この写真を撮ったのが夕方5時。

それからケースに入っている幼虫を期待しながらけっこう頻繁に観察していたのですが、

夕食をとっている間に、なんと羽化が終わっていました!

脱皮もスピーディだったけど、羽化も速いんですね!

見逃してしまってとても残念です。

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脱皮殻です。この中からこれが出てくるなんて不思議ですね。

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わかりづらいのですが、よく見ると欠けてしまっていた左側の真ん中の脚が小さいながらも再生されていました。

羽化はしましたが、実はまだ成虫ではないのです。

カゲロウ目は亜成虫という、まだ生殖能力のない段階を経て、もう一度脱皮して成虫になるという不思議な変態をします。

しっぽは3本から2本に減りました。取れてしまったわけではなく、亜成虫と成虫はしっぽが2本なのです。(カゲロウの種類によっては3本あります)

そして羽化した翌日の夕方。

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成虫になったものの、翅に脱皮殻がくっついてしまって取れません。

つまようじで剝がしてあげようとしたのですがはがれません。

脚も1本欠けてしまって、しっぽの先が脱皮殻から抜けていません。

こういう脱皮のエラーは昆虫にはよくあることなのですが残念です。

成虫の形をしたものから脱皮をするなんて、ちょっと考えただけでも脱皮しづらそうなのに、本当に不思議な生態です。

そしてどういう脱皮の仕方をすると翅に脱皮殻が付くのかも不思議です。

元の川に帰してあげたのですが、飛べないので繁殖に参加できずに命を終えることになりそうです。それでも魚か鳥の餌になるので無駄な命ではありません。

一度の採取で観察できたわけではなく、何回かトライしてやっと見れたので(失敗羽化でしたが)なかなか良い経験でした。

カゲロウについていろいろと教えてくださったK様に感謝いたします。

yogo

2016年11月29日 (火)

カゲロウの脱皮を観察しました

先日カゲロウの幼虫を飼ったのでご紹介します。

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私の飼ったカゲロウの幼虫はこんな感じの手のひら大の小石がごろごろしている川に棲んでいます。

Sscn9987

石を持ち上げると、さささ~って動く虫です。

川釣りをする人には釣餌でおなじみですね。

卵から孵ったばかりはもっと小さくて川底の砂の間にいるそうです。

今回は羽化まで見届けたいので、大きな個体を探します。

石をひっくり返すこと2時間(ちょっと変な人になっていいます 笑)

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体長1cm位のものが捕れました。

(しっぽは本当はこの3倍くらいあるのですが、3本とも切れてしまっています)

なんとかタニガワカゲロウなのですが、正確な名前は専門家に見てもらわないとわかりません。

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ついでに捕れた「コカゲロウ」のなかまも連れて帰りました。

こちらは2mm位の小さなカゲロウです。

なかなかすばしこくてかわいいいやつです。

(コカゲロウのしっぽは最初からこの程度です)

両方ともお腹にふさふさが付いていますが、これは鰓です。

常にひらひら動いています。

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ちょっと目を離したすきに脱皮が始まっていました!

(慌てていてピントが合っていません…)

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背中の弧を描いたような2対の模様は鰓でした。

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脚も出てきました。

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ぬるん♪

脱皮しているのを見つけてから1分ほどのできごとです。

見られて良かった~

眼と鰓以外は色素が薄いですね。

カゲロウの観察を始めた最初のころ、色が違うのは種類が違うと思っていたのですが、脱皮したては薄いんですね。

そしてしっぽは長くなっていました。

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気が付いたらコカゲロウも脱皮していました!

大きなカゲロウの方は写真をよく見ると、背中に羽のでき始めが透けて見えています。

なので、終齢幼虫だと思っていたのですが、まだ終齢ではなかったのですね。

今度こそ終齢でしょうか?

羽化するまで飼ってみたいと思います。

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終齢近くになると何も食べなくなるそうなので餌の心配はありません。

羽化するときに登る石が必要なので、こんな感じで川の水を入れて飼います。

ただ、カゲロウは基本的に石にへばりついているので見た目面白くないですね。

時々、元気かな?って確認したいので石を水中で振ると、ささささ~って泳ぎます。

長くなるので、羽化は次に続きます。

yogo

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