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2016年3月の記事

2016年3月16日 (水)

湧水の川で魚と泳ぐ&オウムの棲む森

ブラジル旅行の続きです。

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パンタナールも素晴らしい所でしたが、その周辺にもとても素敵な水辺がありました。

私の行ったパンタナールの北端は、マットグロッソ州の州都クイアバから南に120kmほどの場所でしたが、その素敵な水辺のある「Bom Jardim」(美しい庭という意味です)はクイアバから北に140kmです。

お世話になったガイドさんのブログで初めて見て、行き方を調べたのですが、バスも通っていない村のため、結局そのガイドさんにツアーをお願いしました。

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街から離れて村に近づくと赤土の道になっていきます。

途中までの道も昨年舗装したばかりで、ブラジル人にとっても新しい穴場の観光地なのだそうです。

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施設に着いて受付を済ませた後、こんなトラックで川まで移動します。

まずは大きな淵でシュノーケリング。

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湧水なのでものすごい透明度です。

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水底にプレコ発見!

私の好きな系の魚です。幸せです。

次は川を1kmほどフローティングします。

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西表島にもありそうな風景ですね。

でも水中は全然違います。

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こちらは翌日行った別の川。

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水草がこんなに美しいなんて。

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こちらの川では「黄金の魚」と言われている大型の「トラド」も見ることができました。

(一瞬だったので撮れませんでした)

日本にももちろん湧水はあるのですが、泳げる規模のものは聞いたことがありません。

はるばる地球の裏側まで来た甲斐がありました。

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こんな滝にも魚がいっぱい。

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竹竿の先にバナナを付けるとジャンプして食べに来ます。

なのでこの付近に大きな魚が集まっているのですが、私の好きなのはこういう場所。

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良い感じの瀬になっています。

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いたいた!プレコちゃん。

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これもかわいかった。

石の下から出たり入ったり。

カメラを寄せるとすぐに隠れてしまうので撮るのが難しかったです。

深い所に大きな魚がたくさんいるのに浅瀬で伏している私にガイドさんは

「余語さん。何やってるの?こっちに魚たくさんいるよ」

でも、私はこれが幸せなのです。

Bom Jardimにいた2泊3日は魚三昧でした。

もちろん食する方にも魚。

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泊まった宿の近所でいただいた炭火焼の魚。

ふっくらと焼きあがっていて、これがブラジルで一番おいしかった食べ物です。

Bom Jardimは魚もすごかったのですが鳥も素晴らしいスポットがありました。

オウムの棲む森です。

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沼のような所にヤシの木が群生しています。

ここがオウムたちのねぐらなのです。

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夕暮れが近づくとあちらこちらからオウムの群れがやってきます。

小型のオウムから大型たのオウムまで10種類くらいいるそうです。

ここでじっとオウムの来るのを待ちます。

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夕陽に照らされて色づくオウム。

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後から後からやってきて見飽きることがありません。

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写真は撮れませんでしたが、オウム以外にもたくさんの野鳥がいます。

ミサゴノスリという魚を食べる猛禽。キツツキ。カワセミはだいぶする姿を見せてくれました。

ゆったりまったりの、のんびりバードウォッチング。時が経つのをを忘れてしまいます。

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静かに暮れてゆきます。

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素晴らしいパンタナール湿原とBom Jardimをガイドしてくださったのは、パンタナール唯一の日本人ガイド、湯川宜孝さん。

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車内で隠し撮りした写真しかなくてすみません。

(このジープで走り回ってくださいました)

本業は映像コーディネーターで写真家でもあります。

日本のテレビ局の作成するパンタナールの番組はずべて湯川さんが手がけています。

たまたま撮影のスケジュールと被らず、またオフシーズンだったためプライベートガイドを引き受けてくださいました。

こんな素晴らしい方にガイドしていただけたおかげで満足度120%の旅となりました。

改めて感謝いたします。

ブラジル旅行記はまだまだ続きます。

yogo

※ブラジルの清流シュノーケリングは南パンタナール近郊の「ボニート」が有名で、Bom Jardim よりも規模が大きく、より整備されているようです。今回私は湯川さんに会いたいがために、北パンタナールへ行きました。

 

2016年3月15日 (火)

パンタナール湿原の自然を満喫してきました

帰国してずいぶん日にちが過ぎてしまいましたが、ブラジルの自然を満喫してきたので紹介いたします。

ブラジルに行きたかった一番の目的地が、雨期になると本州ほどの湿原の広がる「パンタナール湿原」

1kmあたり1~2cmの傾斜しかないため、降った雨が川から氾濫して大湿原を形成します。

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私が行ったちょうど1週間前に大雨が降ったそうで、氾濫湿原が形成されたばかりでした。

これがあと1週間もすると草が伸びてきて水面が草に覆われてしまうそうです。

おかげで一番見たかった景色を眺めることができました。

パンタナールは野生動物の宝庫。一番たくさん見られる時期からは外れていましたが、それでもたくさん見ることができました。特に野鳥は驚くほど多かったです。

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パンタナールの象徴と言われている「ズグロアゲコウ」

人間と間違えるくらい大きな鳥です。

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「ナンベイアオサギ」

日本にいるアオサギより二回りほど大きくがっちりしています。

まわりにいるのは「アメリカレンカク」

これは湿原のいたるところにいました。

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ヤマセミの仲間は4種類いるそうです。

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「ベニヘラサギ」

この時期にいることは大変珍しく、群れからはぐれたのかもしれないとのこと。

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こちらもパンタナールを代表する鳥。

「スミレコンゴウインコ」の夫婦。

絶滅危惧種の貴重な鳥です。

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その「スミレコンゴウインコ」が食べた後の「アクリヤシ」の実の断面。

あの立派なくちばしで堅い実をサクッとやってますね。

鳥はまだまだいろいろいて、野鳥好きには天国のような所でした。

哺乳類はほとんど夜行性なのですが、優秀なガイドさんのおかげで、これだけ見ることができました。

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「フタオマキザル」

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もちろん「カピバラ」さん♪

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泳いでいるところも。

写真にはおさめられませんでしたが、そのほか「シルバーマーモセット」「アルマジロ」「カニクイイヌ」「アカハナグマ」も。見たかった「コアリクイは残念なことに車に轢かれていました。

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「アルマジロ」の巣。

(ちなみにパンタナールをサンダルで歩いた日本人観光客は初めてと言われました。刺す蟻とかいるので普通は靴を履きますよ。ガイドさんも私がネイチャーガイドなので目をつっぶったそうです。)

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「ピューマ」の足跡。

今書いていてもすごいものを見てきたなあと思いますが、何とガイドさんが湿原をシュノーケリングさせてくれました。

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こんな湿原を!

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ワニがいるのに(笑)

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「さっきあそこワニ泳いでたよな~」と言いながら水に入ります。

すると~

本当にさっきのワニの尻尾が見えてきました。

「ワニです!」

興奮気味にガイドさんに報告する私。

安心してください。このワニは「メガネカイマン」というワニで、魚食性のため人を襲いません。

ワニがずっと動かないのでワニの横に回って撮った写真。

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ワニと握手できるくらい近づいています。

陸上ではいくらそっと近づいても逃げてしまうのに水中では逃げません。

これにはガイドさんも大喜び。

多分ワニの隣まで来て水中写真を撮った初めての観光客?

撮るだけでなく触ってくればよかったと若干の後悔・・・

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水中はまさに熱帯魚の水槽でした。

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この魚は後日本当に水槽の中にいるのを見ました。

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一番興奮したのがこの魚。

写真にはおさめられなかったのですが、口内保育をしているところで

口からピロピロって、仔魚が出たり入ったりしていました。

またまた「マウスフィーダー!」と興奮してガイドに報告する私。

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これもかわいかったな~

(ひげがあって川底に這いつくばっているような魚が好きなのです・・・)

いつかは行きたい、老後の楽しみにでもと思っていたパンタナールでしたが、アクティブに動ける今のうちに行っておいて良かったと思いました。

パンタナールの周辺部、さらに沿岸部のマングローブ林まで行ってきたので続けて紹介したいと思います。

つづく

yogo

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